2025年2月の初日にASUSのZenfone 11 Ultraを購入しました。グローバルではまもなく後継機が発表される予定です。それにもかかわらず、発売から半年ほど経った今、なぜ購入したのかについて理由を書いていきます。
1. 購入した理由
数ヶ月前からメイン機としてGalaxy S24を使用していました。特にOne UIの操作体験はとても使いやすくて気に入っています。しかしながら、デフォルトの日本語フォントが好みでなかったのと、より大きいディスプレイでコンテンツの閲覧をしたいという思いが強くなり買い替えに至りました。
フォントはデフォルトに限らずGalaxyストアで購入して適用が可能です。
たづがね角ゴシックやRICOH HG Newゴシック M-PROを試したものの、なかなか好みのフォントを見つけられていません。
また、その前にはGalaxy Unpackedが1月下旬に開催、S25シリーズが発表されました。私が注目したのはフラッグシップ機のS25 Ultraです。発表後すぐに原宿のショールームで実機を試したり、英語圏のガジェット系YouTuberの動画を見たりして情報を集めていました。
その後ですが、価格がネックで購入を断念しました。もちろん、付加価値やその値段たらしめる要素があり、決してそれを否定するわけではないです。しかし、冷静になってスマートフォンに約20万円の金額を投じられるかを熟考した結果、自分の用途ではそこまでのスペックは必ずしも必要ではないと至った次第です。
そこで代替案としてなにがいいかをディスプレイサイズが6.7インチ前後、10万円台前半の価格帯に絞ってじっくり考えることにしました。
iPhone 16 Plusはリフレッシュレート60Hzでキーボードが個人的にちょっと使いにくい。OPPOのFind X8はチップとカメラ性能に惹かれたものの、おサイフケータイに非対応。HyperOS(14T Pro)では言語を英語にすると日本語の漢字が中国語のフォントになってしまう…
音楽のストリーミングサービスでは、システム言語が日本語だと海外のアーティスト表記がカタカナになってしまいます。
それが個人的に嫌で英語にしています。
ほかのメーカーの端末だと特定のアプリだけ英語にできるので音楽ストリーミングアプリだけ英語にすればいいのです。
しかし、HyperOS 2の端末(2024年当時のPoco F6 Pro)ではシステム言語しか変更できませんでした。
結果として、タイトルにあるようにASUSのZenfone 11 Ultraを購入しました。
2. 外観レビュー

家電量販店にてSIMフリー端末を購入しました。色はミスティーグレーです。メモリとストレージはそれぞれ12GB, 256GBです。他の各種スペックは記載がない限り割愛します。

Aのモノグラムが背面にデザインされていてスタイリッシュです。カメラの部分は黒、本体色のグレーのおかげで全体的にシンプルな印象です。

側面から見るとカメラの出っ張りはけっこう厚いです。

下部には左からType-Cポート、nanoSIMカードスロット(デュアル)、3.5mmイヤホンジャックが搭載されています。

付属品はケーブル、SIMカード取り出し用のピン、黒色のハードケースと各種マニュアル類です。
ケースですが、付属のものは側面が一部むきだしなのと、サードパーティ製のものを購入した(後述します)ので使いません。

NFCのアンテナはカメラの下付近です。

ディスプレイは6.78インチ、LTPOで最大120Hz(ゲーム時は144Hz)駆動のAMOLEDディスプレイです。また、DCI-P3の色域は107%をカバーしており発色もよいです。

画面内指紋認証を搭載した一部のスマートフォンでは、指紋認証のセンサーの位置が下すぎて使いにくいということがあります。大画面だと、スマートフォンの下部を持つことになり、床や地面に落としてしまう心配もあります。ただ、本機は画面の中央寄りなのでそういった心配はありませんし、自然に持ったときに自然に指が触れる位置にあって快適に認証ができます。
3. 購入した保護ケースをチェック

ケースはRHINOSHIELDのSolidSuitというケースにしました。色はアッシュグレーという名前のものです。ASUSとRHINOSHIELDはどちらも台湾発のブランドです。ブルーグレーのくすみカラーでクールな印象を受けます。

装着した様子です。画面の縁は盛り上がっていて、画面が下になって落下した場合でも保護されそうです。ケースを含めた実測値は265g(nanoSIMカード2枚含)でした。

背面です。前述の通りカメラ部分が黒なのでシンプルで締まった見た目です。よく見ると、全体的に革のシボのような加工がされていて少しザラザラとしています。


下部や側面もきっちり保護されています。各ボタンは押しやすいです。
4. ファーストインプレッション
ファーストインプレッションとして、数日使って感じたPros and Cons(よい点と気になる点)を紹介します:
Pros(よい点)
- あって困らない3.5mmイヤホンジャック
- ハイエンドのSnapdragonチップ搭載で自分にとっては十分すぎるスペック
- ストックアンドロイドを絶妙にカスタマイズしたUI
- 高色域 & 高駆動 & 大きい ディスプレイでコンテンツ消費が快適
Cons(気になる点)
- eSIMには非対応
- ケースを装着して使用すると重い
- 一部のeKYCサービスと相性が良くない可能性
- ソフトウェアアップデート保証は競合の7年より短い可能性
とくに言及したい点について両者から一部をピックアップします。
4.1. カスタマイズされたUI
ZenUIはストックAndroid寄りのUIであると知っていました。そのため、Google Pixelのように、UI面でのカスタマイズがそれほどできないものと思い込んでいました。ですが、使ってみると、他メーカーのカスタマイズが施されているUIのいいところを取り入れている様子が随所に見受けられました。これはちょっと嬉しかったです。
日本だとピュアAndroidという俗称が使われていますが stock:標準装備の という英語に倣ってこの記事ではストックAndroidとよんでいます
その具体例としてはクイック設定パネルが挙げられます。ZenUIの場合、クイック設定パネルの表示形式が「ストックAndroid」「ASUS最適化(機能向上)」「ASUS最適化(標準)」の3種類から選択できます。 私は、画面輝度のバーが上下方向に動かして調整できるほうが好みです。 なので、下画像左のようなモダンな見た目の選択肢が与えられているのがいいところ。
ちなみにストックAndroidだと(上画像の右のスクリーンショット)、黒い背景にカプセル型のタイルが並んでいて、水平方向にバーを動かして画面輝度を調節します。

もう一つは、ホーム画面で大きいフォルダ(enlarged folder)を作成できることです。これはHyperOSやColorOSなどの純正ランチャーで利用できる機能ですが、ZenUIにあると知ったのは購入後でした。
通常のアプリアイコン1個分の大きさのフォルダでは、タップしてフォルダを表示→開きたいアプリのアイコンをタップ という流れです。上のスクリーンショットにある、アプリアイコン4個分の大きなフォルダであれば、右下を除いて最大8つのアプリがタップするだけで起動できます。
便利なカスタマイズの紹介で1つの記事ができてしまうくらい機能が豊富です。
4.2. 3.5mmイヤホンジャック

iPhone 7の発売以降、悲しいことにイヤホン端子を搭載したスマートフォンはどんどん減っています。
ポータブルアンプを間に挟めばType-C端子を使って有線で音楽を聴けますが、アンプがかさばってしまいます。そのため、個人的な経験だと長距離の電車移動などでしか活用できませんでした。ポータブルアンプで音質向上というよりも、出先では身軽に音楽を楽しみたい人が多いのではないかと思います。なので直挿しで有線イヤホンを利用できるのは地味に助かるアドバンテージです。
4.3.ケースを装着すると重い

これは当然ですが。ケースを装着したZenfone 11 Ultraは重い上、今まで使用していたS24が軽いという2つの要素が複合的に作用した結果です。事実として重いですが、大画面でコンテンツを快適に閲覧できることや、バッテリー容量が大きいこととのトレードオフだと考えれば大きな欠点ではありません。
この点については慣れる面もあるためそこまでの不満点ではないですが、あえてピックアップするならば…ということで。
5. さいごに
購入した直後ということでテンションが上がっているのもありますが、Zenfone 11 Ultraを手にした満足度は現時点でとても高いです。 今後、カメラといった今回触れられなかった項目について、long-term(長期使用)のレビューも投稿できたらいいなと思います。